再生・細胞医療・
遺伝子治療製造設備
支援事業費補助金
(再生CDMO補助金)について
![[再生CDMO補助金]効率的/安定的な製造プロセス開発を促し創薬力を強化](./assets/images/fig-01.webp)
再生・細胞医療・遺伝子治療製品 については、今後の市場拡大が見込まれており、特にiPS 細胞分野など、我が国に優れた研究開発成果があり今後の産業化が大きく期待される分野です。一方で、国内に、開発・製造受託機関(Contract Development Manufacturing Organization(本ホームページでは「CDMO」という。))や製造関連人材が不足していることにより、適切な製造プロセス開発が実施されず、シーズの迅速な開発、および本分野の産業化における大きな課題の一つとなっています。
本事業では、再生・細胞医療・遺伝子治療製品を受託製造するCDMOの設備投資を支援し、製造拠点を整備するとともに、再生・細胞医療・遺伝子治療製品の次世代製造に必要な自動化装置や品質管理システムの導入を促進することを企図しています。同時に、我が国で不足している製造関連人材の育成に関しても支援を実施します。それにより、 創薬シーズの効率的かつ安定的な製造プロセス開発を促し、日本の創薬力を強化していきます。また、日本の製造技術を生かし、再生・細胞医療・遺伝子治療製品の受託開発・製造業を輸出産業とすることを目指しています。
申請を検討されている
事業者の皆さまへ
申請を受け付ける枠について
通常枠(GMP/GCTP準拠の製造経験有)
申請単位において、以下のいずれかの要件を満たしている場合に申請できる枠となります。
- ①再生医療等製品のGMP/GCTPの査察証明を提出できること
- ②再生CDMO補助金事務局が指定する以下のいずれかを満たすことができること
- 再生医療等製品のGMP/GCTP準拠の受託製造の契約書の写しを提出できること、及びパイプラインの存在を確認できること
- 申請の主たる事業者若しくは申請の主たる事業者と同一とみなすことができる事業者が保有するいずれかの製造施設において国内の再生医療等製品の製造業許可あるいは海外での同等の許可を有すること
新規技術導入促進枠
以下のすべてを満たす事業者が、申請できる枠となります(申請単位)
- 再生医療等製品のGMP/GCTP準拠した製品の製造経験がないこと
- 「物質特許」「用途特許」「製剤特許」「製法特許」及び「製造環境構築等の特許」のいずれかの特許の分類において、補助対象事業の事業計画に必要不可欠な特許を申請単位において保有していること。あるいは、それらの特許を申請単位外の他者が保有しており、申請単位としては保有していないが、それらの特許権の専用実施権または独占的通常実施権を1つ以上有していること
補助金対象経費について
-
製造拠点の整備
新規の建物取得費、建物の附帯設備費、附帯する工事費を補助対象経費として対象といたします。
※土地取得に係る費用は除きます。
-
製造設備の導入
補助対象となる製造拠点で使用する設備機械装置の購入及び据付費を補助対象経費として対象といたします。
-
その他費用(人材育成等)
補助事業の実施に必要な費用を補助対象経費として対象といたします。
対象費用の例)
ソフトウェアの購入費等/人材育成に関する費用 等
応募申請の手続きについて
STEP 01
公募要領の確認
事業の詳細は公募要領をご確認ください。
申請の詳細の手続きについては、再生CDMO補助金事務局までお問い合わせください。
STEP 02
GビズIDの取得
応募申請には「GビズIDプライムアカウント」が必要となります。
「GビズIDプライムアカウント」は専用ホームページで必要事項を記載し、必要書類を郵送して作成することができます。アカウント発行いは時間を要する場合がありますので、早めにアカウントを取得してください。
STEP 03
jGrantsで初期エントリーの実施
GビスIDプライムアカウントの取得後、応募申請に必要な書類と入力フォームを取得するための基本情報の入力をし、申請ボタンを押下してください。
事務局より様式と入力フォームを初期エントリーのメールアドレスに送付をいたしますので、必要な申請書類の準備を進めてください。
STEP 04
Webフォームを利用した電子申請
様式や応募申請に必要な書類の準備ができましたら、Webフォームへの情報入力及びファイルのアップロードを行い、Webフォームの登録を完了させてください。
完了が確認できましたら再生CDMO補助金事務局より応募申請を受け付けた旨のメールをご送付いたします。

オンライン説明会について
オンライン説明会のアジェンダ(予定)
- 再生・細胞医療・遺伝子治療製造設備支援補助金とは?
- 補助金申請の手続きの流れ、必要書類について
- 電子申請システム「jGrants」について
- 交付決定後の流れ
- 質疑応答
※オンライン説明会の動画を後日公開する予定は現時点ではありませんので、ご留意ください。
開催日時
- 2025年4月18日(金)11:00〜12:00
- 2025年4月25日(金)11:00〜12:00
説明会資料
申し込み方法
参加を希望される方は以下の「参加登録はこちら」より必要な情報を入力し、登録をしてください。
ご登録を頂いたメールアドレスにオンライン説明会のURL等を再生CDMO補助金事務局よりメールにてご送付いたします。
なお、「参加登録」のフォームの運用にGoogleフォームを使用しております。
Googleフォームを使用する際には、Googleのプライバシーポリシーが適用されます。
詳細はGoogleプライバシーポリシーをご覧ください。
説明会は終了いたしました
補助事業の流れ
STEP 01
交付申請~交付決定
STEP 02
補助事業の開始~補助事業の進捗報告
STEP 03
実績報告(年度ごとに行います)
STEP 04
実績報告の審査~補助金額の確定
STEP 05
補助金の交付
よくあるご質問
Q「再生CDMO」とは何か。
本補助事業における再生CDMOとは、再生医療等製品の開発業務ならびに製造業務を他社より受託する事業者のことで、自社内等にプロセス開発等機能、製造機能、品質管理機能のすべての機能を有し、再生医療等製品を製造する業務や再生医療等製品を高品質かつ安定的に量産する等の技術を開発し、再生医療等製品を製造するサービス提供を行っている、あるいは行う計画がある事業者とします。
Qどのような申請枠があるか。
本事業は、申請できる枠を以下のように2つに分けて募集をします。
- (1) 通常枠:申請単位において再生医療等製品のGMP/GCTP準拠の製造実績があることを要件とします。
- (2) 新技術導入促進枠:以下の全ての要件を満たすこととします。
- 再生医療等製品のGMP/GCTP準拠した製品の製造実績がないこと。
- 「物質特許」「用途特許」「製剤特許」「製法特許」および「製造環境構築等の特許」のいずれかの特許の分類において、補助対象事業の事業計画に必要不可欠な特許を申請単位において保有していること。あるいは、それらの特許を申請単位外の他者が保有しており、申請単位としては保有していないが、それらの特許権の専用実施権、独占的通常実施権又は完全独占通常実施権のいずれかを1つ以上有していること。
Q通常枠の申請要件である「GMP/GCTP準拠の製造実績」とは何を指すか。
再生医療等製品のGMP/GCTP準拠の製造実績が有りとする要件は、申請単位において以下の要件のいずれかを満たしていることとします。
- ① 再生医療等製品のGMP/GCTPの査察証明を提出できること。
- ② 事務局が指定する以下のいずれかを満たすことができること。
- 再生医療等製品のGMP/GCTP準拠の受託製造の契約書等の写しを提出できること、及びパイプラインの存在を確認できること。
- 申請の主たる事業者もしくは主たる事業者と同一とみなすことが出来る事業者が保有するいずれかの製造施設において国内の再生医療等製品の製造業許可あるいは海外での同等の許可を有すること。
Q補助事業の期間はいつからいつまでか。
補助事業の開始日は、原則として交付決定がなされた日とします。
補助事業の完了日は、2027年(令和9年)12月31日または補助事業者における支出額(補助対象経費全額)の支払を完了した日のいずれかの早い日とします。
QjGrantsとは何か。
jGrantsとは、デジタル庁が運営する補助金の電子申請システムです。
いつでも・どこでも申請が可能であり、交通費・郵送費等のコスト削減や、過去に申請した情報の入力や書類への押印が不要になるなど、事業者の皆様における手間やコスト削減を目的としたシステムとなります。
本事業の応募申請は、jGrantsを利用してご申請をして頂きます。なお、jGrantsはどなたでも無料でご利用いただけますが、申請の提出にはGビズIDが必要となります。
QGビズIDとは何か。
GビズIDは、法人・個人事業主向け共通認証システムです。
GビズIDを取得すると、一つのID・パスワードで、複数の行政サービスにログインできます。アカウントは
最初に1つ取得するだけで、有効期限、年度更新の必要はありません。GビズIDには、GビズIDプライム、GビズIDメンバー、GビズIDエントリーという3種類のアカウントがあります。本事業の応募申請にはGビズIDプライムが必要となります。
GビズIDプライムをお持ちでない場合は、GビズIDホームページのご利用ガイド(https://gbiz-id.go.jp/top/manual/manual.html)をご参照のうえ、ご申請ください。なお、GビズIDプライムの申請・発行には、書類郵送申請の場合、最大で2~3週間程度必要となります。最短即日でのID発行が可能なオンライン申請もございますので、是非ご活用ください。
お問い合わせはこちら
上記のお問い合わせフォームの運用にGoogleフォームを使用しております。
Googleフォームを使用する際には、Googleのプライバシーポリシーが適用されます。
詳細はGoogleプライバシーポリシーをご覧ください。
なお、Googleフォームに入力された情報は厳重に管理し、無断で使用することはありません。
※お問い合わせに対するご回答には数日を要する場合がございます。